大ヒット商品となったSONY WH-1000XM3 の2年間使用レビューをしたいと思います。
購入したのは2018年12月。購入時の価格は32000円程度だったと思います。
それから今日まで毎日のように使用してきました。
‖ 2年間使ってみた感想
自宅での音楽を聴く時、動画視聴時、通勤や出張時のお供に。
カフェで勉強や読書するときはノイズキャンセル耳栓としても使いました。
今の住まいは賃貸なので、ある程度音量を出して音を聞きたい際は必須のアイテムです。
料理をしながら録画したTV番組やYoutubeを見る機会が多いのですが、ノイキャンのおかげで料理中の雑音も消えるので2つのことが同時にできます。
装着感も快適なので4-5時間は連続で着けていられます。夏冬は空調の音も消してくれるので、外出しない休日なんかは丸一日着けていたりします。
折りたたみもできて、携帯性も良いので通勤や出張時にも必ず持って行きます。
電車内の雑音も消してくれるので電車で寝る時にも効果が抜群、快適です。
バッテリーの持続時間も30時間なので充電の頻度はかなり少ないです。
バッテリーに対して意識することはほとんどなく。たまにLow Batteryの音声が流れて気づく程度でした。
とまあこんな感じで日常の必須アイテムとなりました。
‖ 同封品紹介
発売して大分経ちますが、同封品の紹介です。
イヤーカップのシンプルな写真がカッコいい。
引き出し式になっていて接続の案内がまず目に入ります。
キャリケースもかなりちゃんとした作りなんですが、かさばるので使っていません。
折りたたんだ状態でむき出しで持ち運んでも2年間破損はありませんでした。
右端の飛行機用の二股のプラグの同梱は嬉しいです。
出張時に役立ちます。
‖ 本体のディティール
マットな黒色でSONYロゴだけゴールドです。
ゴールドも暗めのゴールドなので全体的に落ち着いた印象。
イヤークッションは表面は合成皮革、内部は低反発ウレタン素材。
ヘッドバンド部も同様です。
流石に2年経つと中のウレタンに若干のヘタリを感じます。
あと表面の合皮もシワと表面のテカリが・・。
合成皮革の経年変化は避けて通れないことですが、2年でこの状態なら希望が持てそうです。
R側にはUSB Type-C端子穴、L側には電源ボタンとノイキャン/アンビエントサウンドモードの切り替えボタン。
音量のボタンはなく、音量の上げ下げはタッチセンサーでできます。
装着した時のフォルムが顔の形に沿っていてとてもキレイです。
装着した状態でのフォルムを第一に考えているのが良くわかります。
‖ 音とイコライザアプリ
音質に関しては感想が中々難しいですね。
というのも音質を求めるならそもそもBluetooth接続のヘッドホンを選択肢に入れてはいけないと思ってますので。
あくまでワイヤレスいう条件の元であれば、十分に音楽を楽しむことはできると思います。
傾向としては低音が強めの印象。中高音域は基本出てますが、高音域の伸びが若干物足りない感じはあります。
ただ、専用アプリ「Headphones Connect」を使用することで自分好みの音にチューニングができたりします。これ面白いです。
ノイズキャンセリングの設定。
音源の方向の指定。
サラウンド環境の設定。
コンサートホールやアリーナで聞いた時の感じが表現されます。
イコライザー機能。数種類の用意されたプリセットまたは各音域の出方を自分で細かく調整もできます。
ちなみに個人的なオススメは写真にある「Bright」の設定。
強めの低音が抑えられてフラット気味にしつつも高音域はキレイに伸びる感じになります。
このイコライザー機能だけで半日は楽しめます笑
‖ まとめ
まとめるとこんな感じです。
・ノイズキャンセル機能は最高なので生活が変わる。
・装着性やバッテリーの持ちも良いので長く使い続けられる。
・ワイヤレスのヘッドホンとしては十分な音質で音楽を楽しめる。
総合的に言って素晴らしい製品です。ええ。買ってよかったです。
後継機であるWH-1000XM4も発売されてますが、マイナーチェンジ感が強いので買い替えをためらっています。
ノイキャン性能がアップしているようですが現状で満足しちゃってますし音質も短時間で視聴する限りは劇的な変化は感じませんでした。
となるとWH-1000XM3はかなりコスパがいいと思います。
発売から2年以上が経ち価格も落ちてきました。
WH-1000XM3 : 26000円 (税込 3/21時点での価格.COM最安値)
まだまだ、最前線で使っていける製品ですのでオススメしたいです。