今回はLoop Quietレビューします。
いわゆる耳栓です。装着を目立たせないデザインで27dBの音量を遮断できるイヤープラグになります。
流行りのノイズキャンセルのような電気的な部品は入っておらず、シリコン製のイヤーチップを耳につめて遮音するシンプルな製品です。
全てシリコン製のため水洗いもできて繰り返し使えます。
価格 1980円 (2021/11/06 AMAZON価格)
Contents
‖. 「Loop Quiet」をオススメする人、イイところ、イマイチなところ
まずは「Loop Quiet」をオススメする人はこんな方です。
・生活の中での生活音や雑音が気になっている方
・着け心地の良い耳栓をお探しの方
・雑音が気になって寝りが浅い方
・繰り返し使える耳栓をお探しの方
■イイところ
・着け心地が良いので装着の不快感が少ない
・全てシリコン製なので柔らかく、就寝時にも使用できる
・水洗いができて、繰り返し使える
・デザイン製がGood。装着が目立たない。
■イマイチなところ
・耳栓と考えると価格が高め
・付け外しの際に落としやすい(全ての耳栓に言える事ですが・・)
私は外出時の電車内や会社での昼寝時に耳栓をします。
その場合はイヤホンで代用することが多いのですが、長時間つけていると耳疲れがあります。
またイヤホンの場合はプラスチック筐体なので着けたまま寝転がると耳が痛くて流石に寝れません。
その点「Loop Quiet」は柔らかいシリコン製で耳疲れなく長時間の使用が可能です。
価格としてはちょっと高く感じますが、繰り返し使うことを考えると目を瞑れる範囲かと思います。
「モルデックス」のようなウレタンフォームの耳栓は変形や汚れで使用期間は意外と短めですからね。
‖. 「Loop Quiet」の口コミ
Amazonレビューではレビュー数2909件で3.9の評価ですね。(2021/11/06時点)
レビューを一部抜粋してみました。
・楽です
睡眠時朝まで寝返りをうっても外れないので、安心して装着できます。
シリコンなので耳に押し込めても、耳の形状に負担をかける違和感は感じません。
イヤホンより見た目がアクセサリー風なので、個人的には気楽に使えています。
・睡眠時に外れずらい
よくある,スポンジタイプなどでは寝返りで確実に外れてしまうので,朝になるとどこかに行ってしまうので意味がありませんでしたが,この耳栓は断然朝まで耳に残っている確率が高い.というか,装着時の工夫に気づいてからは外れたことはありません。
・つけ心地が良く丸洗いできる
すべての音域を均等に25db減ということですが、体感としては中音域のノイズはかなり軽減されるものの、刺さるような高音や低音にはあまり効果がない気がしました。
空調の音などは全く聞こえず、普通に話す声はもやもやと多少減退されている感じがしますが、ドスドス歩く人の足音や男性の咳払い、コピーをドンドンと整える音や引き笑いや鳥の声などははっきり聞こえます。
・遮音性は低いかも
勉強をする時に使おうと思い購入。商品説明に遮断するのではなく全ての音域を均一に低減すると書いてあるのを見て分かってはいたが、思ったより音が聞こえる
でも勉強するにはこれくらいでもいい。
レビュー数が2909件もあって少し驚きました。
みなさん生活音や雑音が気になっているんですね。
着け心地が良いという意見が多くあり、睡眠時に使用されている方も多くいるようです。
遮音性については思っていたより、音が聞こえるという意見もありました。
ノイズキャンセルをイメージすると遮音性の違いに気づくかもしれません。
‖. 「Loop Quiet」の仕様
・重量 / 約1g (片側)
・イヤーチップ / シリコン製 4サイズ付属 XS,S,M,L
・カラー / 5色 ブラック、ホワイト、ピンク、ブルー、ミント
・遮音性 / 27dB低減
・キャリーケース付属
‖. 「Loop Quiet」と「Loop Experience」の違い
Loop公式ページより引用
Loopから同じ形状で「Loop Experience」という製品も発売されています。
ちょっと比較してみます。
Loop Quiet | Loop Experience | |
本体材質 | シリコン製(イヤーチップもシリコン製) | プラスチック製(イヤーチップはシリコン製) |
カラー | 5色(マット色:ブラック、ホワイト、ピンク、ブルー、ミント) | 4色:(メッキ調:ブラック、ゴールド、シルバー、ローズゴールド) |
遮音性 | 27 dB低減 | 20 dB低減 |
用途 | 睡眠、勉強、自宅周辺の騒音、電車内など | ライブコンサート、ナイトクラブ、バー、映画館、DIY |
価格 | 1990円 | 3990円 |
同じ形状をしていますが、用途と構造が異なります。
「Loop Quiet」リング状の部分も含めて材質が全てシリコン製となっており、日常生活の騒音、雑音を低減する用途。
「Loop Experience」はリング状の部分はプラスチック製で集音穴が空いており、ノズル部分のフィルターを通して音が耳に入る構造です。
用途としては、ライブ会場など音大きい空間で、音質はそのままに音量だけ低減して音楽を楽しむ用途になります。
Loop公式ページより引用
‖. 「Loop Quiet」使ってみました
着け心地は良好で、耳疲れは非常に少ないです。
部屋の生活音やお隣さんの物音や話し声なんかはかなり低減できると思います。
ただ、同居の方のいびきなんかをシャットダウンできるかは微妙なところです。
いびきの音は50-60dB、いびきの大きい人だと80dB程度とのことなので消しきるのは難しそうですね。
就寝時以外の使用場面は、集中して作業をしたいけど音楽はいらない、空調の音などの環境音をカットしたい時に最適ですね。
私は普段は「SHURE SE215」のイヤホンを耳栓としてよく使用しています。
自分の耳の形に良く合っていて長年使用していますが、そのSHUREより耳疲れが少ないかもしれません。
もう少し長い期間で使用してみて、効果を確認してみたいですね。
‖. 「Loop Quiet」ディティール
開封してみました。
付属品は本体、ケース、イヤーチップのみ。取扱説明書も箱と一体化していますね。
ちょっと寂しい感じがしますが、コストダウンされてる感があって悪い印象はないです。
ケースはコンパクト。ストラップが取り付けできます。
円形の部分、イヤーチップ全て柔らかいシリコン製です。
イヤーチップを入れる軸部分もシリコン製なので、イヤーチップの付け外しはちょっと手こずります。
付属のイヤーチップが合わない方は色々試してみてもいいかもしれません。
耳に取り付けた状態はこんな感じです。
円形の部分は耳の穴にフィットして変形してくれるので外れにくいですね。
ほとんど耳穴に収まるので正面から見ても見える部分はわずかです。
円形の部分をつまんで取り外しができるので、耳への装着、脱着は落としづらい設計になっています。
‖. 「Loop Quiet」まとめ
耳栓というと既に多くの製品が世に出ていますが、その中でも新しい魅力のある製品だと感じました。
着け心地がよく研究されていて、プロダクトとしてデザインも良いです。
睡眠時も使用できる耳栓は意外と少ないので、求めている方は意外と多いのではないかと思います。