今回は理想のマウスを探してようやく巡り合った、
「ロジクール ワイヤレストラックボールマウス MX ERGO」の3年使用レビューになります。
価格 11161円 (2021/05/30 AMAZON価格)
‖. こんな方にMX ERGO をお勧めしたい
・マウス腱鞘炎で悩んでいる方
・仕事が動画や画像編集、CADなどマウスの操作が仕事の早さに直結する方
・仕事や趣味でマウスの使用頻度が高い方
この条件に当てはまる方は一度試してみる価値アリだと思います。
特にマウス腱鞘炎の方には効果が高いと思います。
マウス腱鞘炎とは?→SANWA SUPPLY 「マウス腱鞘炎」
私は仕事でCADソフトを頻繁に使用する為、マウスの操作効率が仕事の早さに直結する職業です。
そして使用時間も長いため、年々負担が蓄積していき慢性的なマウス腱鞘炎に悩まされてきました。
そんな中いろんなマウスを試してようやくたどり着いたのがこの「MX ERGO」になります。
‖. MX ERGO の特徴
・親指トラックボール
トラックボール式マウスでも、手のどの部分でボールを操作するかで種類が分かれますが、親指でボールを動かして、人差し指と中指でボタン操作をするタイプが個人的に一番操作感がいいです。
手をふっとデスクに乗せた時の一番自然な姿勢でマウスを握れます。
・角度調整ができる
エルゴノミクスデザインが取り入れられており、0度と20度の2パターンで角度調整ができます。
この機能、大したことのないように思えますが、実は「MX ERGO」の一番優れた点です。
私の使い方としては20度の状態で半日使用、午後は角度を0度にして使用することが多いです。一日の中で角度を変えることで手への負担が劇的に変わります。
同じ、親指トラックボール式の下位モデル「M575S」も人気のあるモデルですが、惜しくも角度調整機能がありません。
M575Sの前身のM575を使用していましたが、やはり手の負担はMX ERGOの方が少ないですね。
・8つのカスタムボタンキーに対応
トラックボール式のマウスではキー数が少なかったり、ボタンの位置が厳しかったりします。
その点「MX ERGO」はどちらもしっくりきます。
Logicool Optiionsという公式のソフトでマウスの設定が可能となります。
左右クリックボタンを合わせて計8箇所にカスタムボタンを割り当てられます。
各ボタンには豊富な割り当ての選択肢がありまして選択肢はなんと50以上!
以下、選択肢の一部です。
・戻る・進む・ボリュームアップ、ダウン・ミュート・再生/一時停止
・アプリケーションの切り替え・ウィンドウの最大化、最小化、閉じる
・コピー・貼り付け・ファイル、フォルダを開く・ホーム・電卓・画面の切り替え
私は左右クリックの他に「戻る」「進む」「中央ボタン」「精密モード」「電卓」「ホーム」の割り当てで使用しています。
他にポインタ速度、スクロールの設定も可能です。
複数のPCを使用する方向けに「Flow」という機能もあります。
PC間をシームレスに移動可能です。
ロジクールの公式紹介動画も参考に貼り付けておきます。↓
‖. MX ERGOの評判と口コミ
SNSから口コミをちょっと探してみました。
https://twitter.com/mooooory1224/status/1292479033632894976
マウスからトラックボールに変えて1か月経過。慣れるか不安だったけど3日で手放せなくなった。色々使ってみてやっぱり一番お値段のお高いロジクールのMX ERGOがダントツで使いやすかったので未体験で肩こりと腱鞘炎に悩んでいる人は是非試してほしー。
— じょじお (@_jojio_) August 22, 2020
Apple製品は好きだけど『PC機器も全部Apple!』って言うのは個人的に違うって思っちゃうんよなぁ。
例えば、マウスはロジクール愛用してるし、モニターなんてDELLの40インチ使ってるから生産性爆上がり。自分に合った機器を使うのが1番。ロジクール「MX ERGO」MXTB1sは最強やで。
— 主税(CHIKARA)| デスク周りに散財 (@insNote_C) April 16, 2021
スタバの混雑具合がとんでもなかったので、駅から少し遠いドトールで動画編集。
ガジェットポーチ、有線イヤホン、ANKERのスタンド型充電器、ロジクールMX ERGOが基本の机上セット。
特にマウスは重いですが、トラックパッドだと作業スピードが地獄のように低下するので基本持ち運び(笑) pic.twitter.com/PscQrBfKCU— オーリー(動画編集)|元求人屋さん (@ollie_movie) March 14, 2021
慣れるか不安だったけど3日で手放せなくなった方。
腱鞘炎で悩んでいる方にオススメしている方。
Macと合わせて使っている方が意外と多い印象です。
重いけど持ち運んでいる方はすごい共感できますねー。
高価だという意見も多く見られましたが、製品的なネガティブな意見が驚くほどなかったですね。
‖. MX ERGO を3年使用レビュー
3年使ってみた感想は、
まとめるとこんな感じです↓
■イイところ
・親指トラックボールで手首への負担が少ないのでマウス腱鞘炎の方にオススメ
・持ち手の角度調整ができて疲労がたまりづらい
・50以上の豊富な機能設定でカスタムボタンの自由度が高い
・落ち着いたデザインと配色
■イマイチなところ
・親指トラックボールマウス自体の慣れは必要
・ボール部の定期的な掃除が必要
・サイズが大きく、重いため持ち運びは不便
・価格が高い
今までたくさんのマウスを使ってきましたが、手や腕の疲れがダントツで少ないです。
マウス腱鞘炎も気づけば治っていました。
通常のマウスは持ちやすさや操作性を追求したり、時にはマウスパッドを併用したりと試行錯誤を繰り返しますが、マウスと手を動かさないといけないので結局疲れが溜まっていきます。
MX ERGOは動かすのは指のみ。手首の角度も自然な状態を維持できるので手や腕の疲れが蓄積しづらいのです。
これはマウスの構造の根本的な問題で、この結論に至るまでに多くのマウスを犠牲にしてきました笑
だからこそオススメできるマウスです。
バッテリーの持ちも非常に良くて、大体2ヶ月程度は充電が必要ないです。
充電しながらも使えるので不便は感じません。
デザインと色も気に入ってます。
他のトラックボールマウスはボールの色がビビットな赤や青色だったりする
ことが多いのでその点もグットです。
ただデメリットもあります。
まずは通常のマウスと違った操作感になるので、慣れるのに多少時間がかかります。
ただ1週間も使うと慣れてきますのでこの点は問題ないと思います。
ただ、親指トラックボールにどうしても慣れない方もいるかもしれないので、いきなり11000円もする高価な「MX ERGO」を買うのではなく、下位モデルの「M575S」を試してみてからでも良いか思います。
こちらは5000円程度で購入できます。
あとは使用上、マウスとトラックボールの隙間からゴミが入って、ボールの滑りが悪くなります。
急いでいる時なんかはちょっとイラっとします笑
そんな時はマウス本体からボールを取って、掃除が必要なります。掃除は1分程度で済みます。
頻度としては2週間に一度程度でしょうか。
サイズと重量も気になるところです。
現在、リモートワークと出社勤務を併用しているので、マウスを持ち運ぶ必要があります。
その際は若干の煩わしさを感じます。
マウス自体を安定させるために下部には金属プレートが付いており重量が重くなっていますね。
・高さ: 132.5mm
・幅: 99.8mm
・奥行き: 51.4mm
・重量(金属プレートなし/レシーバーなし): 164g
・重量(金属プレートあり/レシーバーなし): 259g
マウスをお探しの方の参考になれば幸いです。