今回はBeats Studio Budsワイヤレスイヤホンの紹介になります。
アクティブノイズキャンセル(ANC)と外部音取り込み機能搭載、IPX4レベルの耐水性能を備えており価格は17800円と購入しやすい価格帯です。
Amazonでは定価よりも安く購入できるようです。
価格 15960円 (2021/11/21 Amazon価格)
Contents
‖ .「Beats Studio Buds」 をオススメする人、イイところ、イマイチなところ
◼︎まずはこんな人にオススメです。
・Beatsブランド好きな方
・機能を妥協しないで、価格を抑えてワイヤレスイヤホンを購入したい方
・AppleとAndroidどちらも使用する方
◼︎イイところ
・Beatsデザインの質感の高さ
・ANCと外部音取り込み機能搭載、IPX4レベルの耐水性能と欲しい機能が搭載
・Apple Musicの「空間オーディオ」対応
・iPhone、Androidでも簡単にペアリング可能
◼︎イマイチなところ
・イコライザーが未対応
・イヤホン本体が小さく、落としやすい
・ワイヤレス充電には非対応
ANC搭載で音楽に没入できるのでイコライザーは欲しいところでした。
イヤホン本体は非常に小さく軽量ですが、残念ながら私の耳にはジャストフィットとはいきませんでした。
少し耳穴を押される感じがあり、気になりました。
これは個人差なので、試着して頂いて判断するのがベストですね。
‖ .「Beats Studio Buds」 の仕様
■仕様
ドライバー: φ8.2mm ダイナミックドライバー
イヤホンサイズ: 1.5 x 2 x 1.8 cm / 重量: 5 g
ケースサイズ: 2.5 x 7.2 x 5.1 cm / 重量: 48 g
バッテリー : 最大8時間再生(充電ケース仕様で最大24時間)Fast Fuel機能(急速充電)により5分の充電で1時間再生
充電コネクタ : USB-TyoeC
カラー: ブラック、ホワイト、レッド
機能:
・ANC(アクティブノイズキャンセリング
・外部音取り込みモード
・PX4等級の耐汗耐水性能(イヤーフォンのみ)
・デュアルビームフォーミングマイク(通話性能向上)
・Class 1 Bluetooth®テクノロジー搭載
・「Hey Siri」を使ってハンズフリーで起動8
・AppleデバイスとAndroidデバイス、どちらでもワンタッチで簡単にペアリング
・AppleデバイスとAndroidデバイスの両方で「端末を探す」に対応
‖ .「Beats Studio Buds」 使ってみた感想
■操作方法
まずはiPhoneのペアリングから。
iPhoneのBluetooth設定をONにした状態で、充電ケースのフタを開くと設定アニメーションが表示されます。
表示に沿って接続するだけの簡単設定です。
Android端末でも操作は同様です。
他の端末では、充電ケースのフタを開けてケース中央のボタンをLEDが白く点滅するまで長押しするとペアリングモードになります。
イヤホンの操作は天面のボタンを押すことで操作可能です。
タッチ操作ではなく押し込み式のボタンなので誤操作はないですね。
ワイヤレスイヤホンはボタン派なので好感度高いです。
ボタンの押し感は弱いので押し込んだ時に耳に不快感はないです。
操作方法は以下の通り。
1回押し / 再生と停止、通話の応答と終了
2回押し / 次の曲
3回押し / 前の曲
長押し / ノイズキャンセルとがイオン取り込みの切り替え、音声アシスタントの起動
iPhoneとの接続の場合はApple WatchやAirPodsと同じように電池残量が表示されます。
また、ノイズキャンセリング、外音取り込みの切り替えもIPhone側から操作できます。
Androidには専用アプリが用意されています。
充電残量の確認や、ノイズキャンセリング、外音取り込みの切り替えが可能です。
■音質
Beatsといえば低音域が重視されるイメージでしたが、Beats Studio Budsは低音域の主張は少ないように感じます。
中音域、高音域よりは若干強いかなぐらいです、なので低音域ちょい強めの中音域、高音域はほぼフラットな音質の印象です。
価格帯が違うので、AirPodsProと比べるのは酷ですが、低音域も高音域も伸びの良さは劣ります。
解像度も全体的にAirPodsProの方が高いですね。
ただ1万円以下のワイヤレスイヤホンのモデルと比べれば断然良いのでやはり価格帯相応の音質ですね
■ノイズキャンセル
空調や環境音など低い音はキレイに消してくれます。強さとしては中くらいでしょうか。
AirPodsPro、BoseやSonyといった高価格帯の機種と比べるとノイキャン機能はやはり弱いですが、日常生活で使うには十分なノイズキャンセル性能です。
気になる点はホワイトノイズです。曲が流れていない間は「サー」という音が目立ちますね。
■外音取り込みモード
こちらはAirPodsProとはかなり差があって曇ったように少し不自然に聞こえます。
外音取り込みモードのまま店員さんと話したりするのは難しいかもしれません。
■接続性
接続性は非常に良いですね。人の多い電車内でも途切れることはありませんでした。
■装着感
イヤホン自体は非常に小型なんですが、私の耳にはジャストフィットしませんでした。
外側に少し押される感じが常にあります。おしい。ただ重量は5gと非常に軽いので重さを感じることはないです。
あとは充電ケースの出し入れが不安になります。ツマミ部分があるのですが浅くて落としやすそうですね。
■操作性
タッチパネルではなく押し込み式のボタンのため、操作ミスは少ないと思います。
ボタンの押し感も弱いので耳を過剰に押すことはありません。
‖ .「Beats Studio Buds」 ディティール
付属品は、イヤホン本体、充電ケース、イヤーチップ(S/M/L)、USB-C to USB-Cケーブル、クイックスタートガイド、取扱説明書、Apple Musicのトライアルオファー、Beatsステッカーイヤーチップはシンプルなシリコンタイプですね。
ケースはコンパクトで質感もいいです。触り心地はさらさらな感じです。
Beatsロゴが映えます。ケース正面にはLEDのインジケータ付き。
ヒンジ部分はAirPodsProのような金属パーツはなし。
底面にはUSB-C端子。Lighrningがじゃいところに善意を感じますね笑
サイズは非常に小さいです。重さもわずか5gと軽量です。
天面にはBeatsロゴがあり、この部分だけツヤ感があります。ここは押しボタンになっています。
底面には充電用の端子と見えづらいですがL/Rの刻印があります。
ノズルは一般的な形状とサイズなのでサードパーティ性のイヤチップと交換可能です。
マネキンさんの耳が小さめでちょっとはみ出てますが、装着状態はこんな感じです。
イヤホン自体は小さいのですが、フィット感はよくて頭を振っても外れることはないですね。
耳の形は個人差があるので店頭で試着するのがやはりベストです。
AirPodsProと並べるとこんな感じです。
充電ケースはBeatsの方が一回り大きめ、AirPodsProのイヤホンと並べるとBeatsのイヤホンの小ささが際立ちます。
並べると白黒モノトーンでいい感じです。
‖ .「Beats Studio Buds」まとめ
Beatsデザインで質感の高い製品でありながらANCと外部音取り込み機能搭載、IPX4レベルの耐水性能と欲しい機能が搭載された高コスパモデルはいかがだったでしょうか。
3万円台のAirPodsProと比べると、音質、ノイキャン、外音取り込みなどの面では弱いのは仕方なしですがおよそ半値と考えるとかなり魅力的な製品だと感じました。
ペアリングのスマートさや端末を探すといったApple製品ならではの機能をAndroidでも使用可能なのは嬉しいポイントですね。
イヤホン本体も小型軽量で気軽に身に付けたい方には最適だと思います。